【館長のひとりごと 1】記念館に凛とたたずむニワトリの像;竹内源造記念館へのお誘い

館長です。っといっても実は竹内源造に関しては何も知らない素人なのです。でも素人なりの知った時の驚きや感動を大切に伝えて行けたらと思い、「館長のひとり言」を書き始めてみました。

第1回目は記念館に居る一羽の凄いニワトリの像についてです。下の写真(ちょっと色合いが写真では違いますが:うすい土色に近い)。

これ、素晴らしい作品です! 是非見に来てください。何回でも。本館は入場無料です。

竹内源造の作品といえば、記念館正面の圧倒的な迫力でせまる双龍かと思いますが、さりげなく置かれているこの作品もなかなか感動的です。私は好きです。鏝絵の材料は通常は左官で使われる漆喰(しっくい)ですが、この作品はモルタルで作られています。漆喰は乾かすと縮むので、時間をかけて作品を作る必要があります。素材としてはもろいので壊れやすいという欠点もあります。一方、モルタルはすぐに乾燥するので作り直しが効かず、一気に作る必要があります。おそらく(以下は勝手な想像ですが)こて技術の練習にモルタルを用いているうちにこの芸術的作品にたどり着いたのではないかと感じます。

実はこの作品、源造の作であるとの確固たる証拠がありません。源造はほとんどサイン等をほどこさなかったためですが、素人の私が見ても、この見事なこてさばきと作品の力強さ、完成度の高さは双龍と通じるものがあり、余人をもってなしがたき輝きがあります。

大きさは高さ30cm位の小さなものですが、本当にその迫力は素晴らしいです。目の前で見れるという利点もあります。是非この作品の素晴らしさを味わいに来てください!

富山県左官事業協同組合による鏝絵教室開催。指導は名匠・西境正昭先生

令和7年7月16日

本館において、西境正昭先生(85)を指導者として非公開の本格鏝絵教室が開催されました。生徒は若手左官の6名で、実際の左官業の傍ら、「左官高等職業訓練校」において技を磨いている方々。今回は全3回の内の2回目。

教わる方もさすがに本業。先生の技を見事に学び、素晴らしい作品が出来上がって行きました (教室はあと1回開催されるので、完成品は許可があれば本サイトに掲載します。見学ご希望の方はご連絡下さい (若干名のみ可能))。

 

富山県左官高等職業訓練校HP:

https://www.pref.toyama.jp/1303/sangyou/roudou/nouryoku/nintei/ninteikou/toyamaken_sakan.html

西境正昭先生の記事(毎日新聞:一部有料):

https://mainichi.jp/articles/20250121/ddl/k16/040/169000c

鏝絵について (Wikipedia)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%A6%E7%B5%B5

 

↓ 西境正昭先生の作品

【小杉まちづくり協議会だより】めっちゃ色々楽しい「下条川みこし祭り2025」8月3日(日)開催

今年も「下条川みこし祭り」が8月3日(日)に開催されます。威勢のいい「みこし練り回し」はもちろんのこと、「おばけやしき」「縁日」から、楽しいステージイベントまで、盛りだくさん。最後は絢爛豪華な「花火ファンタジー」と来たらもう、乞うご期待! 夏休みの予定に組み込んでおいてください、期待は裏切りません!

詳細情報はまもなくパンフレットが仕上がりますので、このホームページでもあらためてアップします。(グーリングシェルターとしての「竹内源造記念館」も是非見学していって下さい)  (文責:館長・東田道久)

【小杉まちづくり協議会だより】興味深々! 特別講演会 2025年7月22日開催

「射水市における新たなまちづくり戦略」

この演題で、松本大地さんがご講演されます。同氏は射水市政策アドバイザーを勤められており、新港内川地区のまちづくりに関与され、全国的知名度を獲得することにも貢献されてきました。

小杉駅周辺地区は文化的ポテンシャルが非常に高い地域ですが、それを生かしたまちづくりに関してのご提案のあるご講演がされることと大変期待されます。

興味深いご講演を聴かれて、それを刺激に皆様のアイディアもお寄せいただき、共にいろいろ考えていきましょう。

(文責:館長・東田道久 genzo-museum@po11.canet.ne.jp)

 

まちづくり講演会「射水市における新たなまちづくり戦略」

講師:松本大地

日時:令和7年7月22日(火) 18:30~20:30

会場:救急薬品市民交流プラザ ふれあいホール

https://giken-service.jp/imizu/

 

館長着任のご挨拶 (2025年7月1日)

7月1日付けで4代目館長に着任いたしました「東田 道久 (とうだ みちひさ)」と申します。よろしくお願いいたします。「小杉まちづくり協議会」の事務局長も兼務いたします。

前職は富山大学和漢研で准教授として和漢薬漢方薬の実験研究に従事しており、分野的には全くの畑違いです。そのため、このお話をいただいた際には、仕事が務まるか不安でしたので、2カ月間ほど「採用試験」も兼ねて「インターン実習」をさせていただきました。その間に関わった多くの方々が、地域愛にあふれ、また大変親切で、かつ本音で話ができる家族的やさしさにあふれていることに心地よさを感じ、いろいろ教えていただきながら本職を務めて行こうと決意し着任いたしました。

もとより私の場合は館長とは名ばかりで、竹内源造とその作品に関しても知らないことだらけです。小杉駅周辺地域も、以前から興味を持ってはいたのですが、本件をきっかけにいろいろ勉強させていただき、大変楽しい日々を過ごしております。この地域はもの凄く面白いです! 歴史と知性、伝統にあふれており、それをただ守り通すだけではなく、新たな視点を持たせて継承するために多くの方々が日々工夫を凝らしておられ、刺激的で楽しい仕事です。今まで竹内源造の事も含めてそれをよく知らなかった私が得た“驚き”みたいな事も今後伝えていけたらと考えております。もっともっとこの楽しい地域を多くの方々にも堪能していただければと思っております。

また、私は前職が研究者であったので、研究魂みたいなものがあります。竹内源造の鏝絵(こてえ) を研究対象にしておられる大学の先生も遠い他県におられるので、それらの方々や、「環境芸術学会」との連携も視野にいれて、もっともっと竹内源造を全国的にも知っていただくとともに、その貴重な作品が耐震工事などに伴って失われてしまうことが無いように努めていきたいと念じております。

畑違いの少し変な館長ではありますが、逆にその特徴を生かして、新たな視点で「竹内源造とその記念館」の存在価値を積極的に高めていけたらと思っているところです。叱咤激励のほど、重ねてよろしくお願い申し上げます。

略 歴

1960年富山市生まれ。富山市立柳町小学校、冨山大付属中学校、富山中部高校、富山医科薬科大学を卒業した生粋の富山人。富山弁が標準語! その後、札幌で6年半過ごし、1991年に薬学博士(北海道大学)を取得、1993年に帰富後は一貫して冨大和漢研に教員として勤務し、2025年に退職。趣味はクラシック音楽鑑賞。サンスイの超古い真空管アンプを核に、絶品のオーケストラを部屋に構築、過去の名指揮者との対話も日々楽しんでいる。射水市戸破在住。

【参考資料】竹内源造記念館歴代館長

初代:H26~R3年度:前田 二三夫

二代目:R4年度:杉本 一幸

三代目:R5, 6年度:稲垣 一成

四代目:R7~ :東田 道久