第1回の「漢方は正しく理解して正しく使おう」が好評だった“漢方辻説法”。図に乗って第2回を企画しました。
漢方は必ずしもその根幹を理解した正しい使われ方がされていないところがあり、それにともなって危険性があったり、効果が弱かったりする面があるので、その点を少しでも理解していただき、漢方薬の本来の有効性を享受していただきたく、この会を開いた次第です。
前回は、どちらかと言えば副作用の防止に焦点をあわせていたので、ちょっとつまらなかったかもしれません。そこで今回は、漢方薬の高い有効性有用性についてお話しようと思います。
季節はインフルエンザ感染が心配! コロナも毒性はほぼ消えたとはいえ、体力のない方にはまだまだ心配。そんな感染症の初期対応は漢方にお任せ! 「傷寒論」という感染性の疾患への対応法について大変有効な書物があります。今回はこれをごく簡単に紹介し、具体的な戦略についてもご提示できればと思います。漢方薬は第二種医薬品、ドラックストアで簡単に買えるので、日頃のセルフケアに役立てて、感染症から身を守りましょう!













